今日のヒトつぼ☆
台風17号と18号が上陸・接近している影響で朝から雨が降り続いていますね
仕事を終え帰宅する時間帯に、関東地方の雨は強くなるとの予報が出ていますので、御帰宅の際はお気をつけてお帰り下さい
本日ご紹介するツボは、「少商(しょうしょう)」です。
少商は、手の太陰肺経に属する11番目のツボで、同穴の井木穴になります。
ツボの位置は、母指橈側爪甲根部、爪甲の角を去ること1分に取穴します。
母指の爪の付け根の外側の角から1分(約3ミリ斜め外)のところが少商の位置になります。
名前の由来は、「少」は少ないまたは陰、「商」は五音の一つ、商音で肺を示し、肺気が止まったり肺気が生まれる場所という意味から名づけられました。
少商の効果効能は、風邪の初期や発熱や嘔吐、咽頭痛など風邪の症状を和らげます。
急性扁桃炎で喉の痛みが強く熱がある場合や肩こりにも効果的で他にも花粉症、鼻出血、昏迷、脳卒中、小児のひきつけ、熱中症にも有効です。
少商を押す際には、反対側の親指と人差し指で挟み、親指の爪先を立てると、爪先でツボを刺激する事ができます。
1秒間押して、ゆっくり離す。これを左右各10回ずつ繰り返します。
家庭灸や温熱灸療法も効果的です。
爪楊枝の柄の部分で少し痛みを感じる程度の強さで刺激をくりかえすのもいいかとと思います。
本日で、肺経の全11穴の紹介が終わりました。
肺経は、主に呼吸器系に効果効能があるツボがほとんどでした。
これから少しづつ寒くなり風邪をひきやすくなったり、秋の花粉症などの症状にお困りの方は是非押してみてください。
次回からは手の陽明大腸経のツボを紹介していきたいと思います。
それでは、また次回(^^)ノ
ばいバイク~