今日のひとツボ☆太乙(たいいつ)
メリークリスマス!!
今日は、クリスマスイブです。
地元に住んでいる時は、ホワイトクリスマスなんて何が珍しいんだろうと思っていましたが、東京に住み始めると雪が降ること自体が珍しく、スノーホワイトになるかどうかをTVで騒ぐのもわかってきました。
ただ、あまり強く降り過ぎると交通機関がマヒしてしまうので、それはそれで困りものですが・・・
本日、ご紹介するツボは、「太乙(たいいつ)」です。
太乙は、足の陽明胃経の23番目のツボになります。
ツボの取穴は、天枢穴(胃経)の上2寸、下脘穴(任脈)の外2寸、神闕穴(任脈)の高さより上2寸で正中線から外方2寸に取ります。
ミゾオチ部でおヘソの上4センチくらいの外側4センチの所にあります。
ツボの名前の由来は、「太」は大きい、「乙」は一の意味で、きわめて重要であることを示しています。
また、「乙」とは“終わる”という意味もあり、つまり、胃の下の終わりにあたる大切なツボという意味のツボです。
太乙の効果効能は、食欲不信や消化不良、胸苦しさで発揮されます。
そして、胃炎や胃拡張、胃下垂症などの胃疾患、肝臓疾患、脚気、遺尿に効果があります。
また、精神的安定作用もあると言われています。
太乙を刺激する際は、人差し指と中指の腹をツボに添えてゆっくり背中の方に向かって、息をゆっくり吐きながら10秒かけて押し、吸う時に休むという押し方を4~5回くらい返すようにします。
もちろん、家庭灸や温熱灸療法も効果的です。
2016年も残り一週間。来週で仕事納めという方がほとんどだと思います。
最後の最後で体調を崩すということがないよう気を付けてお過ごし下さい。
当院は、30日の夕方17時まで診療をいたします。
それでは、また次回(^^)/
バイバイセコー