今日のひとツボ☆不容(ふよう)
こんにちは。
先週、紅白歌合戦の出場歌手が発表されましたね。
これまで、常連とされてきたベテランの方の出場が見送られ、新しい歌い手の方が選出され、様々な意見があるようですが、いつもならば出ている方たちの歌が聞けないとなんだか物足りなく感じるような気がします。
今回の選考がどうっだったのかというのは、年明けにわかるのではないでしょうか?
本日、ご紹介するツボは「不容(ふよう)」です。
不容は、足の陽明胃経の第19番目のツボになります。
不容の取穴は、上腹部、臍中央の上方6寸、前正中線の外方2寸に取ります。
ミゾオチの中心から指幅3本分下の場所から左右にそれぞれ指幅3本分の所にあるツボで第8番肋骨の前側、ミゾオチの両側あたりにあります。
鎖骨の中央を通る線と肋骨弓とが交わる場所にあります。
ツボの名前の由来は、不容の「不」はあらずで否定の意、「容」は受け入れるの意、つまり不容はもう受け入れられないということを意味になります。
不容の効果効能は、胃痛、胃痙攣、胃酸過多、胃もたれ、胃下垂、胃弱、胸焼けなど胃の諸症状に効果があります。
更に胃が悪くて起こる口内炎、口角炎や上腹部の痛み、嘔吐、肋間神経痛にも有効です。
所属する経絡が胃経、ツボの位置がちょうど胃のあたりになりますので、胃の諸症状に対する効果があるのもうなずけますね
また、この不容は、゛しゃっくり”を止める効果もあるんです!!
上にも書いたように不容は、これ以上受け入れられないと言うことから名前をつけられました。
しゃっくりには、いろんな原因がありますが、満腹になりすぎ、胃に横隔膜が圧迫されても起こるので、不容を押すことによって横隔膜の緊張が緩むことによってしゃっくりが止まると考えられています。
そして、育毛効果も高めてくれるとか?!
髪の毛のお悩みを抱えている方は、一度お試し下さい。
不容を押す際は、まず仰向けに寝て、両手の人差し指、中指、薬指の3本指を重ねて、肋骨のヘリに少し指先を差し込むようにして、ゆっくりと指圧しましょう。
お腹の張りや肋間神経痛の軽減にも役立ちます。
家庭灸や温熱灸療法も、もちろん効果的です。
胆石症の場合、右側の不容を押すと効果があると言われています。
これから、忘年会や女子会などいろいろなお誘いが増える方も多いでしょう。
しかし、あまり暴飲暴食をしてしまうと、胃腸の方がまいってしまいますので、そんな時は、不容を押してみてください。
それでは、また次回(^^)/
バイバイセコー