今日のひとツボ☆~少府~
いよいよ、明日から第90回記念選抜高校野球大会が始まります。
プロ野球のキャンプイン、オープン戦と始まっていますが、やはりセンバツが始まってこそ球春到来という感じがいたします。 仕事をしていると中々、じっくり見るという機会は少ないですが、観れるときはTVの前で応援したいと思います。
延長12回以降のタイブレーク方式は賛同できませんが・・・
本日、ご紹介するツボは「少府(しょうふ)」です。
少府は、手の少陰心経の8番目のツボで、同経の榮火穴になります。
ツボの取穴部位は、手掌、第5中手指節関節の近位端と同じ高さ、第4・第5中手骨の間に取ります。
ちょうど、拳を握った時に小指の頭が当たるところがツボの位置になります。
ツボの名前の由来は、「少」は手の少陰心経のことで、「府」は集まる所、穴という意味があります。少府穴は手の少陰心経の内側の疾患を治療することから、この名がついたといわれています。
少府の効果効能は、動悸や息切れといった心臓病による症状にも効果を発揮します。
顔の火照りが気になる、掌が火照っている感じがするなどといった症状がにも効果があります。
また、弾発指(バネ指)、腱鞘炎、薬指から小指にかけての痺れ、肘の痛みや皮膚の痒み、瞼がピクピクとして痙攣しているような症状にも効果的です。
少府を押す際には、反対の親指でギュッと少し力を込めて押すようにします。
この時、人差し指で手の甲の側から挟んで押すとより効果があがります。
もちろん家庭灸や温熱灸も効果的です。
パイオネックスも悪くありませんが、掌に貼ることになるので、手作業をする方や気になるといった方は、鍼を直接刺して様子を見た方がいいかもしれません。
パラリンピックも終わり、TVのスポーツニュースで報道されるスポーツも野球やサッカーなどが多くなってきました。
今年は、ワールドカップロシア大会もあり、またスポーツが盛り上がるでしょう。
それらに感化されて、自分で身体を動かそうと決意される方も少なくないかもしれません。
運動する前はしっかりと準備運動をして、ケガなどされないよう留意ください。
万が一、ケガをしてしまった場合は当院へお越しください。
ヨ・ロ・シ・ク!!