今日のひとツボ☆帰来(きらい)
こんにちは。
先日は、桃の節句(ひな祭り)でしたね。
女の子がいるご家庭では、ひな人形を飾ったのでしょうか?
昔は、ひな人形をしまうのが遅れるとお嫁に行くのも遅くなるなどと言われていましたが、現代社会においてはどうなのでしょうか?
さて、本日ご紹介するツボは「帰来(きらい)」です。
帰来は、足の陽明胃経の第29番目のツボになります。
取穴部位は、下腹部、臍中央の下方4寸、前正中線の外方2寸に取ります。
お臍から指の横幅4本分下、更にそこから、指の横幅2本分外側に位置にするツボです。
ツボの名前の由来は「帰」とは、嫁ぐという意味があり、「来」は来るという意味があります。
昔は、三年子無きは里に帰れという言葉があったようで、結婚して三年で子供が出来なければ里に帰されていたようです。
しかしながら、里に返されたお嫁さんがこのツボを刺激していたら、子供を授かりもう一度嫁ぎ先に戻ってこれたということから、帰来と名付けられたそうです。
帰来の効果効能は、生理痛や月経不順などの婦人科系の疾患に効果を発揮します。
ココは、女性にとって大事な場所ですから時期関係なく、夏でも冷やさないようにしたいものです。
また、生理痛に伴うもの以外の腹痛にも有効です。
男性の方では、前立腺肥大に効果があります。
帰来を刺激する際には、親指の腹や手の甲で回転させるようにやや力を入れてゆっくり指圧します。
もちろん家庭灸や温熱灸両方も効果的です。
来週から、大相撲の3月場所が行われます。
先場所で稀勢の里関が昇進し、久しぶりの4横綱で迎える今場所。
多くの人の関心はやはり、19年ぶりの日本人横綱稀勢の里関。
ぜひ、昇進後の最初の土俵を優勝で飾ってほしいものですね。
それでは、また次回(^^)/
バイバイセコー