今日のひとツボ☆~厲兌~
梅雨入り宣言がされたものの、あまり雨が降らず、今日も暑い・・・
こんにちは、どうも僕です。
天気がいいと通勤は楽ですが、水不足が心配になってしまいますよね・・・
しかも、今年はスーパー猛暑の予想が出ていますし・・・
毎年言っていますが、熱中症は自宅にいても起こります。電気代がもったいないからと言ってエアコンをつけないで過ごしたりせず、まずは自分の体調が第一ですので
無理をせず涼をとるようにしてください。
本日、ご紹介するツボは「厲兌(れいだ)」です。
厲兌は、足の陽明胃経の第45番目のツボで胃経の井金穴になります。
ツボの位置は、足の第2趾、末節骨外側、爪甲角の近位外方1分(指寸)、爪甲外側縁の垂線と爪甲基底部の水平線の交点に取ります。
足の人差し指の爪の生え際から小指側に約0.2センチの所にあります。
厲兌の名前の由来は、「厲」は胃のことを指して、「兌」は易象で口のことを意味します。厲兌穴は口がゆがむなどの症状を治すのに用いられ、胃の門戸の意味からこの名前が付けられたといわれています。
厲兌は、鼻血が出て、なかなか止まらない時に使うツボです。
その他に、嘔吐を押さえ、体力の消耗も防ぐ効果があり、“急性・慢性胃炎”の症状が出た場合にも有効です。
更に、ココを刺激する事により消化器の機能回復になり“胃もたれ”“膨満感”の症状改善にも役立ちます。
また、鼻につながる胃経のツボの為に鼻の血液循環をよくし、むずがゆさを解消します!(アレルギー性鼻炎などにも効果的です。)
厲兌を刺激する際は、親指と人差し指でつまんでよくもみほぐします。
お灸をすえるのも効果がありますが、前回お伝えしたタバコ灸も効果的です。
もちろん、身体につけてはいけませんよ、絶対に!!!!
タバコを近づけて、「熱いな」と感じるまで近づけてそれが熱すぎたら離すというのを繰り返してください。
だいたい、15~20回繰り返すと良いと思います。
これを症状改善の為には1日2~3回行います。
直ぐには効果が感じにくいので気長な気持ちでやってみましょう。
それでは、また次回(^^)/
バイバイク