今日のひとツボ☆
こんにちは。今日は朝から大雨ですね
関東地方は、最近まとまった雨があまり降らず水不足も懸念されていたので、そう意味では恵みの雨といえるのではないでしょうか?
なんてたって、今年は未だに台風が発生していませんからね。
通勤通学時に、大雨だと困りますが水不足でもまた困る・・・できれば、寝ている間に降って出勤時や勤務中は晴れていてほしいものですね(笑)
本日、ご紹介するツボは「巨髎(こりょう)」です。
巨髎は、足の陽明胃経の3番目のツボになり、陽明大腸経と陽明胃経、陽矯脈の交差穴です。
取穴部位は、鼻孔の外8分、瞳孔線上になります。
まっすぐ前を向いた時の瞳から真下に引いた線と、鼻の下縁から横に向かって引いた線が交わる位置に探してください。
名前の由来は、「巨」は巨分を表します。巨分とは、鼻唇溝(鼻の両側から口の角までの溝)のことです。「髎」は、「骨の角すみ、凹凸、盛上がり」などを意味する文字です。
巨髎は、巨分の角すみとなるへこんだ部分で重要な働きをもつところという意味を表しています。
効果効能は、鼻炎よる鼻づまり、鼻水に効きます。鼻風邪に有効です。また、鼻血や慢性副鼻腔炎などにも利用されます。
鼻の症状以外にでは、目の疾患や歯の痛み、歯肉炎、三叉神経痛、顔のまひ・けいれんなどの治療にも、よく用いられます。
その他、美容効果として、目の周りのくま、顔のむくみ、小顔、目の下のたるみなどにも効果があります。
巨髎を刺激する際は、垂直に圧が伝わるように両方同時に押し、5秒ほどかけてゆっくりと押し、離すときも5秒ほどかけてゆっくりと離すようにします。
ツボを押すと上歯のほうによく響く感じがあります。そのため、上記のように歯の痛みに対しても治療穴として用いるのです。
灸はあまり行わず、浅く鍼を刺すことが主になります。
6月も半ばに差し掛かってきました。
梅雨に入り気分も滅入ることが多いかもしれませんが、うまく気分転換ができる方法を見つけリフレッシュを図り梅雨を乗り切りましょう!!
それでは、また次回(^^)/
バイバイセコー