今日のヒトツボ☆
リオ五輪で女子史上初の4連覇を達成された女子レスリング58㌔の級代表の伊調馨選手に国民栄誉賞の授与が先ほど発表されました。
日本中から大きな期待を寄せられ、対戦相手から研究や対策を十二分にされている中での偉業の達成は本当に素晴らしかったです。
本当におめでとうございます
本日、ご紹介するツボは「気舎(きしゃ)」です。
気舎は、足の陽明胃経の第11番目のツボになります。
小鎖骨上窩中央に位置し、首前部中心の両脇、鎖骨の上端、鎖骨の上側あたりにあります。
喉ぼとけの下の胸の骨のクボミから左右指幅2本分横に取穴します。
名前の由来は、「舎」は留まる場所のことで、「鍼灸甲乙経」においては五穀が胃に入った後、糟粕、津液、宗気に分かれ、中気は胸中に舎り、喉頭部に出て、胃心肺を巡って呼吸を支配すると書いてあり、胸中に宗気が集まる場所でもあります。
気舎の効果効能は、咽喉腫痛、喘息、しゃっくり、甲状腺腫腫、リンパ結核、頚項強痛、いがらっぽさなどに効果があり、
その他、胃のむかつきや吐き気、首から肩にかけてのコリにも効果的です。
妊婦さんはこみ上げる吐き気が静まるので、悪阻が酷い時に押すと症状が楽になります。
また、しゃっくりを沈めたり、寝違え解消にも有効とされています。
気舎を押すときは、片方ずつ中程度の力で指圧していきます。
ツボの位置が首元ですのであまり力を入れすぎて苦しくならないようにご注意ください。
ゆっくりと息を吐きながら、やや弱めの力で指圧し、吸う時に休むを1回の指圧につき、3~5秒続け、これを5~6回繰り返します。
もちろん家庭灸や温熱灸療法も効果的です。
今日は朝から、雨が降っています
お出かけの際は、傘はもちろんのこと、レインブーツやレインコートを着るなどして身体が濡れないようご注意ください。
それではまた次回(^^)/
バイバイセコー