ふくらはぎが攣って痛い、、、そんな時に金門
オリンピック、無事に終わりましたね。
日本選手団のメダル獲得数も過去最多という事で、連日報道も祝福モードが続いていました。
選手の皆様は本当にお疲れさまでした。次は、パラリンピックですね。オリンピックが終わると途端に競技の中継が減ってしまいますが、同じく国の代表として戦う選手の方を応援したいですね!!
本日、ご紹介するツボは、「金門(きんもん)」です。
金門は、足の太陽膀胱経の63番目のツボで、膀胱経の郄穴になります。
金門の取穴部位は、足背、外果前縁の遠位、第5中足骨粗面の後方、立方骨下方の陥凹部に取ります。
外くるぶしの下端より前下方へ指1.5本分いったところにあるツボです。
金門の名前の由来は、「金」は大事な、重要な、「門」は穴という意味で、膀胱経の経気がここから入り込む門戸という意味からこの名前がつけられました。
金門の効果効能は、激痛を伴うふくらはぎの痙攣(こむら返り)や小児のひきつけの時に効果を発揮します。
軽く足をつった時などは、ふくらはぎを伸ばすようなストレッチをすると改善する事が多いですが、中々改善がみられなかったり、脚を伸ばすのが難しい時に是非試してください。
また、坐骨神経痛による下肢の麻痺や足背の麻痺、疼痛においても効果を発揮してくれます。
郄穴という事で、こういった急性的な症状に効果を発揮してくれる金門ですが、妊娠中の方に対しては刺激していけないツボですのでご注意ください。
金門を押す際には、金門のツボの位置に親指をツボに対して垂直に当て、グーッと力を込めて3~5秒程圧を加えていき、徐々に力を抜いていくという押し方を5回繰り返します。
指で押しにくいという方は、ボールペンのキャップで押したりして、刺激を加えるのもありです。
もちろん、家庭灸や温灸で温めるのも効果的です。
オリンピックに触発され、運動を急に始めたりすると足が攣ってしまうなんてことも起こりえます。
そんな時はぜひ、このツボを押してみてください。
もちろん、体についてお困りの際はSUN鍼灸整骨院にご相談ください!!
TEL→03-3550-8809
それでは、また次回(^^)/
バイバイク