今日のひとツボ☆条口(じょうこう)
こんにちは。
GWが明け、1週間が経ちましたが、生活リズムは連休前の状態に戻りましたでしょうか?
ラジオのパーソナリティが、言っていましたが、4月に多かった公共交通機関の遅延は、進学・就職に伴い上京してきた方たちが東京の電車に慣れずに起きるもので、連休明けには解消されるとの事だそうですが、電車通勤、通学されている方、本日の電車の込み具合、運行状況はいかがでしたか?
毎日、決まった時間に乗っている方は、さほど変化を感じていないかもしれませんね(笑)
本日、ご紹介するツボは「条口(じょうこう)」です。
条口は、足の陽明胃経の第38番目のツボになります。
条口の取穴部位は、下腿前面、犢鼻と解谿を結ぶ線上、犢鼻の下方8寸に取ります。
名前の由来は、「条」は狭く長いという意味で、「口」は、そのまま口の意味。
このことから、このツボを取穴するときは、椅子に座って、かかとを地につけ足関節を背屈させると(足の甲を自分の身体の方へ近づける)、盛り上がった筋肉の際に細長い1本のすじが「口」の形として現れます。
条口の効果効能は、胃が弱っている時、下痢、腹痛、下肢のだるさ、半身不随、更に、肩関節筋周囲炎に効果があります!
下肢麻痺や脚気、ひ骨神経麻痺、筋肉痛に効果があります。
こむら返りにも即効性があります!
条口を押す際は、両手で包み込んで親指で垂直にゆっくり圧を加えて、止めて、またゆっくり離してと繰り返しながら刺激します。
前回ご紹介した上巨虚のように、3段階に分けて押さずともゆっくりと圧を加えていただければと思います。
条口は、禁灸穴になっていますが、禁灸穴は必ずしも灸を据えてはいけないということではなく、気を付けながら据えていただければ問題ないので、家庭灸や温灸で温めていただくのも有効です。
筋肉痛やこむら返りに有効なツボですので、お子さんの運動会に参加した次の日や、ランニングをした後、ふくらはぎが攣った時等にご活用ください。
それでは、また次回(^^)/
バイバイク