今日のひとツボ☆~公孫~
世間的には、お盆休みが終わり、帰省ラッシュで各地で渋滞が続いているようです。
こんにちは、どうも、僕です。
御多分にもれず、僕も土曜日にお休みを頂き、帰省しましたが、行きも帰りも渋滞に巻き込まれることなく無事に帰ることが出来ました。
帰省途中の皆さん、交通事故に気を付けてお帰り下さい。
本日、ご紹介するツボは、「公孫(こうそん)」です。
公孫は、足の太陰脾経の第4番目のツボで、同経の絡穴、八脈交会穴です。
取穴部位は、足内側、第1中足骨底の前下方、赤白肉際に取ります。
足の親指の付け根から踵に向けて擦りあげ、指の止まるところにあります。
ちょうど土踏まずのアーチの中央部で一番高くなった部位にあるツボです。
公孫の名前の由来は、「黄帝」に由来します。公孫は脾経の絡穴ですが、陰陽五行では脾は中央に位置し、四方を灌漑しています。そして古代中国の考えでは、中央に黄帝がおり四方に対して君臨していたとされ、その黄帝の性が公孫といったところからこの名がついたといわれています。
公孫の効果効能は、弱った消化器機能を高めます。したがってもともと胃腸が弱い、もしくは食事の不摂生により消化不良を起こしている方、食欲不振、軟便、食後の胃の膨満感・吐き気などにも効果があります。
足裏底の疲れや痛み・違和感や異物感にも良いでしょう。また、腸から来る冷えを改善に導いてくれます☆
公孫を押す際には、足の甲側からつかむようにして足を持ち、親指を立てて揉み込みます。
筋に当たると、足の親指まで響き、緊張した親指がほぐれてきます
食欲不振の人はどちらかの公孫のツボにしこりがあります。
公孫に親指をあて指圧します。しこりのある側の方を1回につき3~5秒くらいを5~10回繰り返し、3~5分間指圧してください。
これを、1日に朝晩の2回定期的に行うとよいでしょう。
もちろん家庭灸などを利用しても効果が高まります。
冒頭にも書きましたが、夏季休暇が取れ、田舎に帰省したり、旅行へお出かけされた方も少なくないかと思います。
特に、田舎に帰ると普段よりも多くの食べ物が出てきたり、お酒を飲む時間、量が増えるということも多々あるかと思います。
そんな時に、この公孫をお試しください!!
消化・吸収を助けてくれるはずです。
それでは、また次回(^^)/
バイバイク~