今日のひとツボ☆~青霊~
こんにちは。
今日は、僕にとって楽しみなイベントがあるんです
それは・・・スーパーブルーブラッドムーンです!!!!
同一月に2回満月があると、ブルームーン、月と地球の距離が近くなることがスーパームーン、そして今回は皆既月食が重なり月が赤く見えるという3つが揃う現象が本日観測できるんです。
ただ、天気は雲が広がりやすいという予報・・・
こればかりは、天に願うしかありません。
本日、ご紹介するツボは「青霊(せいれい)」です。
青霊は、手の少陰心経の2番目のツボです。
ツボの取穴部位は、上腕内側面、上腕二頭筋の内側縁、肘窩横紋の上方3寸に取ります。
ツボの名前の由来は、「青」は青色、「霊」は清らかな清気を指すといわれています。古代中国では青を「春の色」と考え、万物の発生する場所としています。(東洋医学の五行色体表で青・春はともに同じ「木」に属します。)そのため、青霊穴は清らかな清気を発生する場所としてこの名がつけられたといわれています。
極泉の効果効能は、白目が黄色い、わきの痛みに効果があります。
また、前頭痛や尺骨神経痛、肋間痛に有効です。
極泉を押す際は、反対側の親指で指を内側から上腕に回して絞るように5~6回心地よい程度くらいの強さで指圧します。
このツボは、禁鍼穴なので刺鍼は出来ませんが、家庭灸や温熱灸療法も効果的です。
効果効能のところで書いた「白目が黄色い」についてですが、“黄疸”と“瞼裂斑炎(けんれつはんえん)”のどちらかの可能性が高いと言えるでしょう。
黄疸とは、肝臓疾患で聞いたことがあるという方もいらっしゃるかと思いますが、血液の流れで循環しているビリルビンが皮下脂肪に大量に溶け出した時に起こる状態の事で、皮膚や白目が黄色くなります。
もしも、ご自身に黄疸が出たら、新生児の生理的黄疸を除いて肝臓の過負担や損傷、あるいはビリルビンを肝臓から胆道を通じて消化管へ送る機能の異常が考えられます。
人参などに含まれるβーカロチンという色素を摂りすぎると、皮膚が黄色くなる事があります。この症状を“カロチン血症”と言いますが、この場合白目(強膜)が白いままなので、真の黄疸と簡単に見分けがつくでしょう。
そして、瞼裂斑炎とは、角膜の際の結膜上に盛り上がった黄色または白の組織が生じる(もしくは充血する事もある)原因は不明と言われている結膜の炎症です。
基本的には良性のものであり、治療の必要はないのですが、同様な症状で悪性の“腫瘍”が生じている事もありますので、この場合は治療が必要です。
こたつに入ってミカンを食べるとおいしいですが、ついつい食べ過ぎてしまうと、手が黄色くなってしまいますがこれは黄疸ではないので安心してください。
今夜、皆既月食をする予定の方は寒くない恰好で行うようにして下さい。
寒いのは無理という方は、webでも生中継するようですよ~
それでは、また次回(^^)/
バイバイク~