今日のひとツボ☆~少沢~
先月に開幕した選抜高校野球大会も大阪桐蔭の史上3校目の連覇で幕を閉じました。 大会前から優勝候補筆頭に挙げられ、前年度の甲子園で優勝や悔しい思いをして臨んだ大会。 他の出場校よりもプレッシャーがかかる中での今大会での活躍は素晴らしいと思います。 どの競技でも勝って当たり前と言われ、結果を出すというのは大変な事です。 大阪桐蔭の選手の皆さん、本当におめでとうございます
本日、ご紹介するツボは「少沢(しょうたく)」です。
少沢は、手の太陽小腸経の第1番目のツボで同経の井金穴になります。
ツボの取穴部位は、小指、末節骨尺側、爪甲角の近位内方1分(指寸)、爪甲尺側縁の垂線と爪甲基底部の水平線との交点に取ります。
小指の爪の外側の根元から3~4ミリ程外下方で押してみて反応のある所に取ってください。
少沢の名前の由来は、「少」は少ないの意味で「小」と同義であるため太陽小腸経のことを指し、「沢」は潤沢を意味していて、気血が貯まり潤沢であることからこの名がつけられました。
少沢の効果効能は、胸苦しさ、肘の痛み、咳に効果があり、冷えが原因での腹痛に効果を発揮します。
また、風邪の高熱、頭痛、小児のひきつけにも効果的で、目の充血解消にもつながります。
また、乳児がいる方で母乳の出が悪く悩んでいる方にとっては乳汁不足を解消して、母乳の出をよくする作用もあります。
少沢を押す際は、親指と人差し指でつまみ、ツボの周りが温かくなるくらいこすったり、押したりなど強めに揉み押しします。
更に疾患に効果をもたらす場合は、その症状の強い方と逆の親指の爪で痛みを感じるくらいの強さで刺激を与えます。
ちなみに このツボを木綿針などで刺して、刺した所を強くつまんで血液を絞り出すのが一番効果的です。
もしくは安全ピンの先の針をライターで焼いたりアルコール消毒して刺してなど、とにかくしっかり消毒して使用します。
もしこれが出来ない場合は家庭灸などのお灸を据えてツボを刺激するようにしてください。
甲子園が終わり、プロ野球が開幕。
今夜は、松坂大輔投手がドラゴンズ移籍後初先発します。
ケガを経験し、かつてのようなピッチングは出来ないと言われていますが、新たなピッチングスタイルを披露し、復活した姿を見せてほしいです。
それでは、また次回(^^)/
バイバイク~