今日のひとツボ☆~陽谷~
昨日、関東甲信越地方も梅雨入りが宣言され、いよいよジメジメとする季節がやってきました。
しかし、この時期にしっかりと雨が降ってくれないと、夏本番に水不足に悩まされたり、野菜やお米の値段が上がったりと生活に打撃が出るので、難しい所ですが、夜中のうちにたくさん降って、日中は晴れてくれているのが理想です。
本日、ご紹介するツボは「陽谷(ようこく)」です。
陽谷は、手の太陽小腸経の第5番目のツボで同穴の経火穴になります。
陽谷の取穴部位は、手関節後内側三角骨と尺骨茎状突起の間の陥凹部に取ります。
手関節の小指側を触ると骨の出っ張りを感じるところがあると思います。それを手のひら側に撫で上げるとくぼみを蝕知できるかと思います。そこがツボの位置になります。
陽谷の名前の由来は、「陽」は陽側、「谷」は陥凹の意味があり、陽経にある陥凹部のツボということでこの名がつきました。
陽谷の効果効能は、手首の痛みや尺骨神経痛を整え首や項部のコリ、頚部のこわばり、緊張を取り除きます。
また、四十肩や五十肩、腱鞘炎慢性の関節リュウマチなどを緩和にも効果を発揮します。
さらに、耳鳴り、めまい、車酔い、頭痛、歯痛などにも効果的です。
陽谷をご自分で押す際には、反対側の手で手首をつかんで、親指もしくは中指などでゆっくり押しもみするようにします。
もちろん家庭灸や温熱灸療法でツボを温めるのも効果的です。
ツボの上から米粒をサジカルテープなど貼り時々上から押しもみをしても四十肩などに効果を発揮してくれます。
これから、梅雨が明けるまではジメジメして憂鬱な日々が続き、やる気も失いがちです。
身体も重く感じやすく、何かをやろうと思っても中々、腰が上がらない事もあるかと思います。
しかし、そのままにしておくと気分も上がってこないので、晴れた日などに外を走ったり、ウォーキングをしたり、夏に向けた買い物に出かけたりなど気分転換を図れるとまた新たな気持ちで頑張れると思いますので実践してみてください。
それでは、また次回(^^)/
バイバイク