今日のひとツボ☆~眉衝~
新元号は、「令和」に決まりました。
出典は、これまでの中国の古典からではなく、日本の古典作品「万葉集」の中の
「初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(きよ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す。」
という歌から選出されたとのこと。
しばらくは、中々言いづらかったり、なじめないかもしれませんが、いずれ慣れてくるのではないでしょうか?
本日、ご紹介するツボは「眉衝(びしょう)」です。
眉衝は、足の太陽膀胱経の3番目のツボになります。
ツボの取穴部位は、頭部、前頭切痕の上方、前髪際の後方5分に取ります。
眉頭をずーっと上がっていき、髪の毛の生え際まで行ったら、そこの少し上(親指第一関節の半分)に行ったところがツボの位置です。
眉衝の名前の由来は、『眉』は読んで字のごとく眉で、『衝』は突きあげる(大通り)という意味があり、眉毛を動かすとこのツボまで、突き上げるような動きがあるため、この名前がつけられました。
眉衝の効果効能は、疾患でみていくと頭痛、めまい、鼻づまり、目痛の時に用いられます。
美容鍼灸の時には、おでこのシワやおでこのたるみに使用します。
眉衝を押す時には、人差し指で優しく圧をかけながら10秒から20秒ほどかけてゆっくり押していきます。
これを3~5回程繰り返して行いましょう。
眉間にしわが寄ったり、顔をしかめてしまったり・・・
人には、だれしもそんな時は、少なからずあるはずです。
一瞬だとしても、すこしそんな状態が続いたとしても、気持ちを落ち着かせる意味を込めてこのツボを押してみましょう。
もしかしたら、ふっと楽になるかも・・・
しれません(笑)
それでは、また次回
バイバイク~