今日のひとツボ☆~絡却~
10連休も終わり、1週間が経ち平常のリズムに戻ってきましたか?
SUNに来られている患者様のお話を伺うと「10連休もいらなかった。」「終わってしまうとアッという間。」などといった声が聞かれました。
普段は出かけない場所へ出かけ疲れが溜まった方も、ダラダラし過ぎて身体が怠くなったという方もスッキリさせるためにもぜひ当院へお越しください。
本日、ご紹介するツボは「絡却(らっきゃく)」です。
絡却は、足の太陽膀胱経の8番目のツボになります。
ツボの取穴部位は、頭部、前髪際の後方5寸5分、後正中線の外方1寸5分に取ります。
有名な百会穴(督脈)の後方5分、左右それぞれ外方1寸5分の位置になりますので、先に百会穴を見つけると探しやすいかもしれません。
絡却の名前の由来は、「絡」は絡脈の意味で微細な血脈を指しています。また、眼の両端にある赤い血管の充血した部分を絡ともいうので、そちらの意味もあります。「却」は退くという意味が有り、この経穴は目の充血した血脈を取り去る働きがあることからこの名がつけられました。
絡却の効果効能は、すでに書かせていただきましたが、目の充血や視力の低下などに効果を発揮します。
その他、頭痛、斜頸、耳鳴り、お腹が張るなどの症状に対しても効能があります。
絡却は頭頂部にあるツボの為、ご自分でお灸を据えるのは難しいツボとなっております。
ですので、ご自分で刺激を加えるとなると指で押すことや爪楊枝を束ねたもので刺激することがメインとなるかと思います。
そこで、ご自分で押す際には、指ではなく拳を使ってある程度力が入る形で押せるようにして、刺激を加えるようにしてください。
痛さを感じやすい部分でもありますし、揉み返しを防ぐ観点からも力の加減は心地よいと感じるくらい~痛気持ちいいと感じるくらいで抑えるようにしてください。
また、「かっさ」と呼ばれる中国の民間療法で用いられている道具やマッサージ用のヘアブラシを使って刺激を加えやすく、いいと思います。
次の祝日は、7月15日(月)の海の日です。
毎年思いますが、ゴールデンウィークが終わってから次の祝日までの間が長いですよね…
6月にも祝日があればと思ってしまいますが、中々難しい話でしょうね。。。
少しずつ気温があがってきています。
週末は都内も30℃近くまで上がり、場所によっては30℃を超えたところもあったとか。
水分補給は、早め早めに行って熱中症にならないように気を付けましょう。
それでは、また次回(^^)/
バイバイク~