腰痛のツボ ~小腸兪~
新型コロナウイルスに感染される方が日に日に増加しています。
緊急事態宣言が7日に東京都を含む7都府県に発令され、密閉・密集・密着の3密を防ぎ、外出自粛の要請、テレワーク推奨などの説明がありました。
海外のように都市封鎖が行わるというわけではなさそうですが、人との接触により感染が広がっていることを考えると、無理に外出せずともいい場合はご自宅などで過ごすようにしましょう。
本日、ご紹介するツボは「小腸兪(しょうちょうゆ)」です。
小腸兪は、足の太陽膀胱経の27番目のツボで小腸の背部兪穴になります。
ツボの取穴部位は、仙骨部、第1後仙骨孔と同じ高さ、正中仙骨稜の外方1寸5分です。
仙骨(おしりの真ん中にある骨)の1つ目のでっぱりから指1本半分外側にあるつぼになります。
小腸兪の名前の由来は、小腸の疾患を治すために主に使われていたことから小腸兪と名付けられました。
小腸兪は、関節リウマチの治療においてこの部分で反応が見られることから、リウマチの治療穴として用いられます。
その他の効果効能として、坐骨神経痛や血便・血尿・帯下などの泌尿器系の疾患などにも効果を発揮します。
また、大腸兪と合わせることによって整腸作用としての効果も期待できます。
小腸兪の刺激方法としては、頻尿や乏尿で悩んでいる方に対しては、少し熱いなと感じるくらいまでお灸を据えることによって、対応いたします。
その他の刺激方法として、ツボの位置に対して直接指圧を加えたり、鍼を刺す方法もあります。
ご自宅で小腸に対してアプローチするには、うつ伏せに寝て上記ツボの取穴部位に対して、パートナーの方に垂直に圧を加えてもらうのですが、その時は痛気持ちいなと感じるくらいの強さで、7秒かけて押してもらい7秒かけてゆっくりと力を抜いてもらうというのを5~10回くらい行ってもらうといいでしょう。
左右同じ位置にあるので、左右同時に押してもらうといいと思います。
ご自分で刺激を加えるには、仰向けになってテニスボールやゴルフボールを取穴部位に起き、押しあてるような形をとるとうまく刺激を与えられるはずです。
先月27日に、志村けんさんが新型コロナウイルスに感染し、お亡くなりになりました。
今年初めに胃のポリープの摘出手術を受けていて、その影響で免疫力が落ちていたのではないかといわれています。
いつも、世間に笑いを届けてくれた志村さんの訃報は早い気がします。
今後、テレビで見られないと思うと悲しさが押し寄せてきます。
謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。
いつどこで感染するかわからない新型コロナウイルスですが、まずは自分自身でできることとして、しっかりと栄養と睡眠を摂り、うがい手洗いに加え手指消毒をしっかり行うように徹底し、感染予防を心掛けましょう。
それでは、また次回(^^)/
バイバイク