足が攣ったときのツボ① 〜承筋〜
ゴールデンウイークも終わりましたが、昨年同様に緊急事態宣言の影響であまり外出もできずに自宅で過ごしたという方も多いのではないでしょうか?
体を休めるというように考えれば、ゆっくりできたと思えますが、ゆっくりしすぎて体がだらけてしまった、気持ちのリフレッシュが出来なかったと思ってしまえばマイナスに捉えてしまいます。
ようは気の持ちようですかね。
本日、ご紹介するツボは「承筋(しょうきん)です。
承筋は、足の太陽膀胱経の56番目のツボです。
承筋の取穴部位は、下腿後面、腓腹筋の両筋腹の間、膝窩横紋の下方5寸に取ります。
ふくらはぎの1番太い部分の真ん中にあるツボになります。
承筋の名前の由来は、「承」は受ける・支える、「筋」は腓腹筋をさし、承筋が下腿の筋肉に体を支える力を与えるためにこの名前が付けられました。
承筋の効果効能は、ふくらはぎの重さやダルさ、脚の疲れ、ふくらはぎの痛みに対して効果を発揮します。
腰痛症で、腰から膝の裏の痛みやダルさといった症状が出ている時にも用いられるツボです。
こむら返りが起きた時にここを優しく押してあげることで、その後後遺症が残りにくく解消することができます。
(※筋疲労によるこむら返りの場合は有効的ですが、運動中に足が攣ってしまう場合は、筋疲労だけでなく、大量の発汗による脱水やマグネシウム、カリウム、塩分、カルシウムなどが不足した状態になっている場合がありますので、ポ◯カリスウェットやアク◯リアスなどのスポーツドリンクやミネラル分が多く含まれた麦茶を飲ませ、体を休ませた状態で承筋を押すようにして下さい。)
承筋を自分で押す際には、脚の力を抜いた状態で、親指がツボの位置にくるようにふくらはぎを包むようにして痛気持ち良いと感じる程度の強さで、3秒ほどかけて押すようにして下さい。
あまり強く押しすぎると、後からもみ返しのような症状が出てしまう場合がありますのでお気をつけください。
その他、自宅にいる場合でしたら家庭灸やドライヤーなどで温める温熱灸も効果的です。
スポーツシーンでは、チームに鍼師の方がいれば、鍼を打ってもらうことも可能かと思います。
爪楊枝を束ねて、ツボを刺激を加えるのも有効です。
誰しも起こりうる、足がつるという現象。
早くなんとかしたいと思い、急に脚を伸ばしたりしてしまうと肉離れを起こしてしまう恐れもあります。
早くなんとかしたいという気持ちはわかりますが、一旦落ち着いて呼吸を整えた状態で、承筋を押してみましょう。
現段階よりも少し症状が和らぎ、気持ちも楽になると思います。
また、普段から食事に気をつけるなども大事ですが、日頃から体のケアを行うことも大事になってきます。
体のケアにはぜひ、上板橋駅北口徒歩3分 SUN鍼灸整骨院にご来院ください。
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それでは、また次回(^^)/
バイバイク〜