今日のひとツボ☆
こんにちは。
気づけば、10月も半ばにさしかかりました。
日中と朝晩との気温差も大きくなってきていますので、着るもので調節して風邪をひかないように過ごしましょう。
本日、ご紹介するツボは「合谷(ごうこく)です。
合谷は、手の陽明大腸経の4番目のツボで同経の原穴で、また四総穴の1つで面目(顔面部)の主治穴になっています。
約365穴あるツボの中でも有名なツボのひとつなので大まかな位置はおわかりの方もいるかとは思いますが、
左右の第1、第2中手骨の間で第2中手骨よりに取穴します。
手の甲側にあり、親指と人差し指の骨の付け根の間にあるのが、合谷です。
名前の由来は、合は母指と示指が会うことを指し、谷は山と山の間のことをいい、母指と示指を開くと深い谷に見えることからその名前が付けられました。
合谷は、万能のツボと言われるだけあり、その効果効能は多岐にわたります。
鎮痛鎮静効果や身体の気の巡りを良くし、風邪で咽喉痛があるときなどはよく用い、更に声の通りも良くしてくれます。
肩こりや(下)歯痛、鼻疾患、眼病時に効果を発揮します。
眠気を抑え、全身の血行をよくします。
また、左手のツボは膀胱機能に・・右手のツボは副腎機能と深い関わりがあると言われていますので
便秘や下痢、また腹痛を伴う生理痛・ツワリにも有効です。
パソコンの操作による指の疲れや痛み、文字を書く事による疲れや痛みにも効果的のため、橈骨神経麻痺(下垂手)の治療にも使われる
そのほか、しもやけや頭の芯が疲れたような感覚がある時にこのツボを刺激すると頭重感がとれると言われています。
合谷は、全身にある365のツボのうち、もっとも脳に刺激がつたわりやすいツボといわれています。
そのため、合谷を押すと、にぶい痛みの刺激が脳につたわります。
すると、脳内に「エンドルフィン」という、モルヒネのような物質が大量分泌。これが、脳が感じていた痛みをマヒさせるため、痛みがやわらぐのです。
中国では、手術のときの「針麻酔」に、合谷のツボが使われています。
合谷に針をさし、微弱な電流をとおすのです。こうすると痛みがやわらぐため、麻酔代わりになるわけです。
合谷を押す際は、反対側の手の親指で押さえ、残りの4本の指で小指側を支えるようにしましょう。
反対側の手の親指と人差し指で両方のツボを挟むようにして、力を入れながらよく押し揉んでください。
だいたい3秒押して、3秒離す感覚で押圧を繰り返します。
また家庭灸や温熱灸療法が効果的です。
突然襲ってくる虫歯の痛みには・・痛いと感じるくらい強くつねったり、爪楊枝で一突きするといいですね。
但し、出血するまで刺激しないようにしましょう(* ̄  ̄)b
万能のツボ、合谷おススメですよ☆
押すと痛いですけどね(笑)
それでは、また次回(^^)ノ
バイバイク