今日のひとツボ☆
こんばんは。SUN鍼灸整骨院Staff 須藤です(-ω-)
朝晩は冷え込むことが多くなり日中との寒暖の差が大きくなってきていますので外出の際は暖かい恰好でおでかけください。
本日ご紹介するツボは「大椎(だいつい)」です。
大椎は、第7頸椎と第1胸椎の棘突起の間の陷凹部に取るツボです。
頚を前に曲げると首と背中の付け根に飛び出る椎骨がありますが、それが第七頸椎の棘突起になります。その下で触れることができるものが第1胸椎の棘突起になります。
東洋医学では、「風邪は百病のはじめなり」と言います。東洋医学では、風邪を風(ふう)の邪(じゃ)と捉え、身体を犯す原因とみなします。身体のバリア機能が低下すると、「風の邪」は容易にバリアを通過して体内に侵入します。そうなると様々な症状を引き起こしますが、その代表が感冒、いわゆる風邪です。
大椎は、手足の陽経(ようけい)が交わることから体表の機能を高める効果があるとされています。そのため、ここを温めることで風邪の予防にもつながります。
また、。頭痛・肩や首のコリ・鼻血・呼吸器疾患・神経症などの治療にも使われるツボですのでこれらの症状でお悩みの方はぜひお試しください。
ドライヤーやお灸で温めるのが効果的です。