今日のひとツボ☆
こんにちは。SUN鍼灸整骨院Staff須藤です(-ω-)
ゴールデンウィークも天候が良い日が続き、渋滞や混雑はあったもののお出かけされた方はいい休日をすごせたのではないでしょうか?
連休明けは、昨日・今日でまた週末となりますが、週明けからすっきり仕事に臨めるように目覚めに効くツボをご紹介したいと思います。
本日ご紹介するツボは、「少衝(しょうしょう)」です。
少衝は小指橈側爪甲根部、爪甲の角を去ること1分に取ります。
小指の爪の生え際から、薬指側の端から2ミリ~3ミリほど離れた所にあるのがこの少衝です。
「少」は少陰心経の少で、「衝」は突然、急という意味があります。
少衝穴は心経の井木穴で、「心下満を主る」とされています。
心下満(しんかまん)とは心下部あるいは中脘における膨満感や不快感を指す東洋医学の言葉で、簡単に言うと、鳩尾から脇にかけて張ってる感じの事です。
心下満には、井穴を使うという記述が、鍼灸の古典である難經という本に書かれています。
そういったことから、この少衝が心下満に対して効果が期待できるのです。
少衝は、前回・前々回に紹介した少沢や商陽と同じように、眠気覚ましにも効果のあるツボです。
ここを刺激することによって、エネルギーがあふれてくると言われています。
また、薬指は心臓からの神経が通っているので、ここを刺激すると自律神経が調節され、リラックスできるといわれています。
そのため、今回紹介している眠気が覚めるとは逆になってしまいますが、夜寝つけない時に押すことによって眠りにつきやすいという効果があります。
刺激方法としては、小指の爪の生え際を、反対の人差し指と親指で左右からつまんでグリグリと揉むようにしてください。
また、薬局などで販売している家庭灸を使うのもじんわりと温める事が出来、良い効果が得られます。
当院でももちろん、鍼やお灸での施術も行っていますので、スッキリしないという方、ストレスや不安が募り中々寝付けないといった症状でお悩みの方はぜひお試しください。
それでは、また次回☆
ばいバイク~