今日のひとツボ☆
こんにちは。SUN鍼灸整骨院Staffの須藤です。
前回の記事から、ある症状に特化してご紹介するのではなく、流注(経絡の流れ)にそって紹介していくことにいたしました。
内容には、変更がありませんので今後ともご覧いただければと思います。
また、以前ご紹介したツボを再度紹介する事もあると思いますがご了承ください。
本日、ご紹介するツボは「雲門(うんもん)」です。
雲門は、手の太陰肺経に属するツボです。
鎖骨下窩にあり、烏口突起の内縁、動脈拍動部に取穴します。
前回紹介した中府の1寸上にあるツボになります。
雲とは霧のことで、門は出入りする処で肺気が初めて出てくる門のことを指し、東洋医学で肺は気を主るので、上焦(肺)にあり、中焦より立ちのぼった気が天気と交わって、手の太陰の脈気として出発する所で、出発点に滋養物を含んだ雲霧状の気が十二経脈を循り全身にくまなく栄養を与えるという意味になります。
雲門は中府同様に肩に近いツボですので、四十肩・五十肩解消に効果があります。
胸痛、上肢拳上障害に効果がありますので、肩の動きを良くし、腕の上げ下げを楽にしてくれます
また肺経に属するツボですので肺や気管支などの異常のサインが出やすいツボですので
喘息や喉の痛み、頑固な咳風邪、花粉症に対しても効果が見込めます。
こちらを押す際は、ゆっくり気持ちの良い程度の強さでで揉みほぐし5~6秒ほど圧し、ゆっくり手を離すと良いでしょう。
じっくり長めに押すとより効果的です。
押す際には、親指よりも人差し指・中指・薬指の3指を使った方が心地よい刺激を与えられるでしょう。
また、こちらも直下に肺があるので禁鍼穴なので、お灸で温めるのがおススメです。
それでは、また次回(^^)
ばいバイク~