今日のひとツボ☆
こんにちは。11月も20日を過ぎ後半にさしかかってきました。
街はイルミネーションやらクリスマスソングが流れ始めていますね。
イルミネーションの点灯式やクリスマスソングが流れ始めるのは、年々早くなっているのではと思うのは僕だけでしょうか?
本日ご紹介するツボは「手三里(てさんり)」です。
手三里は、手の陽明大腸経に属する10番目のツボです。本来は、「三里」という名のツボなのですが、足の陽明胃経にも同じ名前のツボがある為、区別するためそれぞれ「手三里」、「足三里」と言うようになりました。
手三里は、左右の肘関節橈側で、曲池穴の下2寸に取穴します。
図のように肘を曲げた時に出来る皺の先端から、手首のほうに向かって指幅3本の位置にあります。
名前の由来は、肘より3寸なのでその名前が付けられました。(一里は骨度法で一寸という意味)
手三里の効果・効能として肩こりや寝違えなどの首肩の筋肉の痛み、腕・手の痺れや痛み、だるさなどの神経痛をはじめ、歯の痛みを緩和したり、下痢やお腹のハリなど大腸を整える働きがあります。
運動疾患だけでなく、ノボセや顔面神経麻痺、顔面の炎症や感染、痛み、歯の痛み、目の充血にも効果を発揮します。
その他、心の健康に役立つツボで、うつ病とまではいかない、気分の落ち込んだり、イライラしたりした時にも気分を安定させてくれたりもします。
手三里は押してみると、たぶんほとんどの方が痛いと感じるはずです。
ですので、押す際には、反対側の指でゆっくりと爪を立てないように注意して押します。
初めは、ツボの位置を1~2分かけてゆっくり押し、その後5秒かけて押し、5秒で離すというのを5回ほど繰り返しましょう。
手三里は、お灸がとても有効なツボです。
お灸でゆっくり温めてあげると、首や肩の緊張が和らいでいきます。
当院は、12月30日の17時まで年内の受付を行います。
仕事納めをして、実家へ帰省する前などに是非ご来院下さい。
それでは、また次回(^^)ノ
バイバイク