今日のひとツボ☆
こんにちは。
昨夜は、茨城沖で地震があり、都内も震度3を観測しましたが、大丈夫でしたでしょうか?
熊本地震からも1か月が過ぎましたが、まだまだ震度1以上の揺れも観測されていると言われています。
地震は、いつ起こるかわかりませんので、防災対策を今のうちからしっかり行っていきましょう。
不安なことがあって中々眠れず寝不足や過労・・そして精神的なストレスで体の免疫力や抵抗力が低下してる気がする。。。
そんな時に効果的なツボをご紹介いたします。
本日ご紹介するツボは、「天鼎(てんてい)」です。
天鼎は、手の陽明大腸経17番目のツボです。
図の通り、頚にあるツボで取穴方法は、扶突穴(手の陽明大腸経18番目のツボ。次回紹介)の後下方1寸、胸鎖乳突筋後縁に取穴します。
首の横に耳の後ろから鎖骨の内側に伸びる筋肉(胸鎖乳突筋、上の図のピンクの部分)がありますが、喉仏の高さよりおよそ指1本分横で、そこからさらに指1本分下の部分にあります。
喉頭隆起(喉のコロコロした所)の外側の9センチ、更に下側の3センチの部分にあります。
名前の由来は、天は高いところ、すなわち頭部を意味し、鼎は3本足の銅器で大椎穴と合わせて頭を支え鼎のような形にみえることから名づけられました。
天鼎の効果効能は頚にあるツボですので咽喉腫痛、急性の声がれ、呼吸困難、甲状腺腫、頚部リンパ結核、寝違えになど、喉・頚の諸症状に効果があります。
また、アレンテスト陽性(斜角筋症候群)の治療にも使用されるツボです。
そのほか、血液循環の調節に大切なツボで顔のムクミや高血圧にも効果を発揮します。
ご自分で押す際には親指の腹で軽く押し揉みしながら揉み解すようにゆっくり軽めに指圧します。
またムクミの場合、このツボに人差し指と中指をあてて優しくなでるだけでも効果があります。
この奥の奥には大動脈弓がありますので、あくまでソフトに刺激を与えます。
もちろん家庭灸や温熱灸療法も効果的です。
今日は、朝から雨模様。夕方過ぎくらいまで強く降り、気温もあまり上がらないということですので、ここ数日に比べて肌寒く感じると思いますので、風邪などひかないようご注意ください。
それでは、また次回(^^)/
バイバイク