今日のひとツボ☆
こんにちは。
一昨日は、土用でしたが、今年の土用の丑の日は、30日となっています。
皆さま、ウナギを食べる予定はありますか?近年、絶滅危惧種に指定され、生態系も解明されていないため養殖もできないウナギ・・・
今年は、近畿大学で開発されたウナギ味のナマズが販売されるらしいのですが、どうなんでしょうか?
本日、ご紹介するツボは「頭維(ずい)」です。
頭維は、足の陽明胃経の第8番目のツボです。
取穴部位は、顎角髪際、神庭穴(督脈)の外4寸5分になります。
図を見るとわかる通り、こめかみの部分にあたります。
(剃り込みを入れる位置ともいえます)
名前の由来は、「頭」は頭部、「維」は角あるいは額の髪と鬢の髪をつなぐ、つまり頭維は頭髪の生えているところの角のところにあるツボという意味になります。
頭維の効果効能は、偏頭痛の他、眼疾患に対しても良く使用します。
その他、眼の酷使による眼痛や顔面神経麻痺で額のシワの消失や上眼瞼の無力感に対しても効果的なツボでもあります。
頭維を刺激する際は、親指の指腹を頭維穴に密着させ、ズーンとした感覚が生ずる強さで持続的に圧迫をします。
そうすることにより、頭痛が緩和していきます。
頭維は、禁灸穴となっていますのでお灸は行いません。
ご自分で刺激する際も、家庭灸などは使用しない様にご注意ください。
この頭維ですが、あの有名な北斗の拳でも使用されたことのあるツボなんです(笑)
読んだことがある方は、ご存じだとは思いますが、この北斗の拳は、秘孔という名のツボを突くことで相手を倒すシーンが多々あります。
ツボの話をすると、よく北斗の拳?と聞かれますが、実際にはそのツボを刺激して数秒後に「ひでぶっ。」と発して召されるということはないので安心してください。
それでは、また次回(^^)/
バイバイセコー