今日のヒトツボ☆
こんにちは。
明日から3連休という方も多いかと思いますが、台風の影響からかあまり天気が良くないとの予報が出ています。
お出かけをする予定を計画している方は、雨対策を十分にして外出するようにしましょう!!
本日ご紹介するツボは、「缺(欠)盆(けつぼん)」です。
欠盆は、足の第12番目のツボになります。
ツボの位置は、大鎖骨上窩、鎖骨上際陥凹部、乳頭線上になります。
鎖骨の上のクボミの中で、乳首の真上にあたる所にあり、鎖骨上窩の中点、任脈の外側4寸に取穴します。
名前の由来は、欠盆とは欠けた茶碗を意味し、鎖骨上窩がその形に似ていることから名付けられました。
欠盆の効果効能は、咳嗽、咽喉腫痛、缺盆中痛、頚部リンパ結核、胸苦しさを伴う咳などに効果があります。
PC作業のしすぎで首・肩・胸に痛みや痺れが起こる“頸腕症候群”や斜角筋症候群、胸郭出口症候群などにも効果を発揮します。
また、頭痛や目の疲れ、寝違えた時などにも効果的です。
更に胃弱にも効果があり、胃のぜん動運動が少ない時にも効果があります。
欠盆を押す際には、クボミに親指の先を入れて、深部まで刺激が伝わるようにじっくり指圧します。
ゆっくり弱く押すと良いです。もしうまく力の加減が出来ない時には、5本の指で広く押すと柔らかく押す事ができます。
もちろん家庭灸や温熱灸療法も効果的です。
アルミホイルを米粒程に丸めツボに貼り付けるというのもいいですし、当院でも取り扱っているパイオネックス(貼る鍼)もあまり目立たずに張ることが出来、刺激を与えることができるのでお勧めです
上記の頚腕症候群は、最近特にパソコンなどで同じ姿勢をとる事が多い方にも多く見られる症状のひとつとなっています。
PCを捜査している時はマウスを片手に操作する事が多いかと思います。
同一姿勢の連続や過労などが原因で筋肉に疲労が溜まり硬くなり、その周りにある神経や血管が圧迫されて首のスジから肩や腕にかけて痛みやコリ
痺れや脱力感など感じやすくなります。
そのような兆候が表れているならすでに「頸肩腕症候群」になってるのかも知れません。
ちなみにこの「頸肩腕症候群」の症状は頚椎などの“骨の異常によるもの”ではないので、
レントゲン検査などを受けても明らかな異常がみられることはあまりありません。
そこで、鍼灸や東洋医学的には、気血の流れを整える事により、筋肉に溜まっている疲労を取り除いて神経や血管を押さえつけている筋肉の硬縮を和らげる事を第一とする訳です。
手の指が痺れる・・
手の力が入りにくい・・
腕や手の冷え感を感じやすくなった・・・
動かすと腕の筋肉が重ダルい・・。
などの症状にあてはまるものがあればあるほどあなたはその可能性が高いです。
症状が酷くなると精神的にも影響を受けやすく日常生活にも支障をきたすようになります。
症状がひどくなる前にぜひ当院へ一度お越しください。
それでは、また次回(^^)/
バイバイセコー