今日のひとツボ☆髀関(ひかん)
こんにちは。
大阪では大相撲、東京ではWBCの二次予選、そして、全国各地でサッカーJリーグやプロ野球のオープン戦が行われ、段々春になってきているんだなと感じるこの頃です。
来週には、センバツやW杯最終予選も始まり、スポーツが好きな方には益々楽しみなことが増えていきますね。
本日、ご紹介するツボは、「髀関(ひかん)」です。
髀関は、足の陽明胃経の第31番目のツボです。
ツボの位置は、大腿前面、3筋(大腿直筋と縫工筋と大腿筋膜張筋)の近位陥凹部
大腿外側で足の鼠径部から2寸ほど下がったところにあるツボ。
ふともものつけ根のシワのいちばん端から、指幅3本分斜め下に下がった所にあります。
髀関の名前の由来は、古代、「髀」は大腿骨上部を指し、「関」とは関節を意味することからこの名前がつけられました。
髀間の効果効能は、この部分の痛みは胃経の気血の働きが低下しておこると考えられ膝の外側を通っている、動脈の血液循環が悪くなっているのです。
このツボは胃経の重要なツボで、このツボを刺激すると気血の働きが高まり、膝の外側の動脈の流れも回復し、痛みが和らぎます。
また、太ももの冷え・大腿の冷えにやクーラー病 冷房病に効果があり、暑くなる夏に、太もも・大腿・下腿などの足脚が、重い、だるいなどの症状にも効果があります。
他にも 婦人科疾患よる冷え・痛み・こり・違和感などにも効果があり、下肢の冷え、生理痛、腰痛などに効果があります。
髀関を刺激する際は、正座もしくは椅子に座って太ももをつかみ、親指の腹をツボに当てて2秒~3秒かけて圧を加えていき、3秒~5秒押した状態を保ち、2秒~3秒かけてゆっくり圧力をゆるめる緩圧法を用いると良いでしょう。
これを3~5分指圧します。
また、ドライヤーなどでツボの位置を温めるのも効果的です。
各種スポーツが始まったのに合わせて、ランニングやウォーキングなどの運動を始める方もいらっしゃる方も多いかと思います。
冬に比べても、朝晩の気温も高くなりつつありますが、急に運動を始めると思わぬケガを招く恐れがあります。
運動を行う前は、昔やっていたから大丈夫。これくらいの運動は大したことない。などと慢心せず、しっかりと準備運動を行うこと・最初から運動強度を高めるのではなく、徐々に体を慣らしていくということを忘れずに行ってください。
それでも、万が一ケガをしてしまった場合は、SUNをヨ・ロ・シ・ク!!