今日のひとツボ☆~太白~
こんにちは。
夏の全国高校野球選手権大会(通称夏の甲子園)が、始まり熱戦を繰り広げています。
休日以外だと中々観る機会がありませんが、休みの日はついつい見てしまいます。
また、夜に放送される熱闘甲子園も観て、前は自分の中の何かが盛り上がって素振りをしたりしていましたが、最近は涙腺が緩みそうになることの方が多くなりました
これもまた、歳ですかね・・・(笑)
本日、ご紹介するツボは、「太白(たいはく)」です。
太白は、足の太陰脾経の3番目のツボで、同経の兪土原穴になります。
取穴部位は、足内側、第1中足指節関節の近位陥凹部、赤白肉際に取ります。
足の親指の即面、親指の付け根の下にあるツボ。
親指の側面を辿っていったときにぶつかる、骨のでっぱりのすぐ下のくぼみがツボの位置になりますので、比較的探しやすいツボ化と思います。
太白の名前の由来は、「金星」の別名とされています。中国古代の占星術師は太白を軍隊として表現しており、内乱をおさめ国の統治を支えることができると考えていました。人体では急病に対してこの経穴を用いると高い効果を上げていたことからこの名前がつけられました。
太白の効果効能は、一口に言えば、血圧を安定させてくれるツボ。
低血圧なら上げる働きをし、高血圧なら下げる働きをしてくれる大変優秀なツボなんです。
血圧は高くても低くても、体に負担がかかります。
高血圧は生活習慣病を誘発しますし、普段そこまで重要視しなくてもいいとされている低血圧の方も、自分自身で感じる症状を考えてみると辛いものがあるかと思います。
血液循環を調節して血圧を正常値に導きましょう!
また、風邪で熱があるときや、おう吐や下痢、腹痛などの胃腸疾患を治療するときにもしようするツボです。
太白を刺激する際は、足の甲をつかむようにして、手の親指をツボに当て、骨のキワから指先に向かって押し上げます(2~3回)
これを左右どちらも同じようにに行います。
今回のツボは、どちらかと言えば、押した部位がどうかなるというよりは、身体の内面に働きかける効果が強いので、効果は感じにくいかもしれませんが、先にも書いた通り、血圧の高低も体調面に影響してきますので、身体の内側からも健康な状態を目指していきましょう!!
それでは、また次回(^^)/
バイバイク~