今日のひとツボ☆~商丘~
今年の夏の甲子園は、中々TVで見る機会が少なかったですが、広島代表の広陵高校の中村君の一大会の本塁打記録更新や大会通算本塁打の更新など、ホームランの記録が更新された大会になりました。
見る側からすると華のある大会になったかなとは思いますが、大味の試合も多かったなというのが、僕の感想です。
それでも、毎年熱闘甲子園も含めて観ると、熱くなりますが
本日、ご紹介するツボは、「商丘(しょうきゅう)」です。
商丘は、足の太陰脾経の5番目のツボで、脾経の経金穴になります。
取穴部位は、足内側、内果の前下方、舟状骨粗面と内果尖の中央陥凹部に取ります。
足の内くるぶしの前下縁のくぼみ(ななめ下前のくぼみ)にあるツボで押すと圧痛を感じるところが、ツボの位置になります。
商丘の名前の由来は「丘」は盛り上がった丘陵のことを意味し、早にも書いた通り、商丘穴は足の太陰脾経の経金穴で、金は五音では「商」音にあたると考えられていることがこの経穴の名前の由来となっています。
商丘の効果効能は、便意はあるのに思ったようにすっきり排便できない状態を東洋医学では『裏急後重(りゅうきゅうこうじゅう)』と言いますが、このような大腸の不調を整えてくれるのがこのツボです!!
また、お腹にガスが溜まって下腹部ゴロゴロ張って苦しい状態や俗に「渋りバラ」と言われるものにも効果的です。
もちろん便秘に悩まされている人にも効果があります!!!!
その他、胃弱や全身の倦怠感、嘔吐や食欲不振、子供のひきつけ、頭痛や頭が重い時にも有効です。
妊娠時にの女性には、つわり止めのツボとしても効果があります。
商丘を押す際には、左右のツボを見て、腫れている側を重点的に両方のツボを刺激します。
だいたい3~5分間押して止めてというのを繰り返しながらゆっくり刺激するのを1回に3~5回、1日2回毎日繰り返してみて下さい。
温灸療法では、タバコまたはお線香がありますが、刺激はタバコ灸が適しています。(非喫煙者の方は、お線香で構いません)
火の点いたタバコをツボから1センチほど近づけ、熱くなったら離すということを5~6回繰り返しましょう。
吐き気が無くなったり、不調なお腹の具合を元通りにしてくれます。
また、乗り物酔いにも効果的です。
今年の8月は、例年に比べると暑さがそこまで厳しくなかったように感じます。
しかし、今後残暑が厳しくなる可能性がありますので、まだまだ暑さ対策は十分にお気を付けください<m(__)m>
それでは、また次回(^^)/
バイバイセコー