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今日のひとツボ~三陰交~

今年の残暑も、8月同様、あまり暑くなり過ぎず、例年に比べていくらか過ごしやすいように感じますが、いかがでしょうか?

それでも、帰宅してから飲む冷えた水は、乾いた喉に潤いを与えてくれますglitter

 

 

 

本日、ご紹介するツボは、「三陰交(さんいんこう)」です。

三陰交

三陰交は、足の太陰脾経の6番目のツボです。

 

ツボの取穴部位は、下腿内側(脛側)、脛骨内縁の後際、内果尖の上方3寸に取ります。

内くるぶしから指4本分上の足の骨(脛骨)の際の部分にあるツボです。

 

 

三陰交の名前の由来は、その名の通り、3つの陰経(足の太陰脾経、足の少陰腎経、足の厥陰肝経)がここで交わっていることが由来しています。

 

 

 

三陰交の効果効能は、ずばり!!『婦人科系疾患』に効果があります。

上記の3つの陰経は、生殖器、ホルモンの分泌にも関わってくる経絡であり、血液循環や栄養補給、更には精神や神経活動にも関連してるので、婦人科疾患に効果があると言えるのです。

また、むくみの改善、冷えの改善にも効果がありますので、ぜひお試しください☆

 

 

 

三陰交を刺激する際は、両手の親指を重ね、他の指は脛(すね)を掴んで安定させ、深部までゆっくりと力を加えながらと押し込んでいき、5秒ほど押したら力を緩めます。この動きを3~5回繰り返します。

またシャワーを使って取穴部位を温めても効果があります!

本格的にやるならお灸もありですnico

 

 

 

 

三陰交は、妊娠初期に鍼やお灸で刺激したり、指圧したりすると流産してしまうという噂がありますが、事実とは言い難い話です。

妊娠初期の流産率は約10%ほどと言われていますが、その全ての方が三陰交に対してなんらかのアプローチしたからではありません。

ホルモンバランスや不慮の事故、着床した受精卵が育たなかったり、染色体異常によって流産することがあり、それらが流産の原因にもなり得ます。

以前から、妊娠時以外にも、情勢に効果のあるツボとして、三陰交のツボを使用していることと流産されている方が、もしかしたらあの時の・・・と話したりしたことが混同したことによって、このような噂がでているのかもしれません。

 

三陰交へのアプローチと流産は無関係と言っても大丈夫ですのでご安心ください。

 

 

それでも、不安のある方は当院スタッフにご相談下さい!

 

ヨ・ロ・シ・ク!!

 

 

 

 

 

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