今日のひとツボ☆~陰陵泉~
いよいよ、今週末からプロ野球のクライマックスシリーズ1stステージが始まります。
私の応援しているチームも3位以内にいますので、対戦チームを応援している患者様と治療中に対戦予想の話をさせていただいています。
賛否両論ありますが、早々と順位が決まって、消化試合となるよりも最後まで、ドキドキが味わえるのでいち野球ファンとしては、楽しみが増えています。
本日、ご紹介するツボは、「陰陵泉(いんりょうせん)」です。
陰陵泉は、足の太陰脾経の9番目のツボで脾経の合水穴になります。
ツボの取穴部位は、下腿内側(脛側)、脛骨内側顆下縁と脛骨内縁が接する陥凹部になります。
足のすねの内側、膝の下の骨の出っ張り(腓骨内果)の下縁でそこから人差し指幅1本後ろにあります。
内くるぶしの骨のでっぱりから指で向うずねの内側を上方に辿っていくと、膝の近くで太い骨にぶつかりますが、そのすぐ前の凹没部分です。
陰陵泉の効果効能は、お腹の冷え、消化不良、尿失禁、生殖器の痛みなどに効果があります。
女性生殖器・泌尿器の症状全般に効果があり、とくに冷えによって悪化する生理痛があるときに刺激するといいツボです。
腰・膝・足の疾患にも効果的で、また、体内の余分な水分を排泄してくれますので、膝の痛み・疲労感や冷え性・冷えて膝が痛む場合や下痢・息苦しい時や更年期障害にも有効です。
また、前日の夜に水分を取り過ぎてしまうと、次の日の朝に顔がむくんでしまうような方にも効果的です。
余談ではありますが、運動として上半身のひねりが辛い方にも効果的だと言われています。
身体が硬くて悩んでいる方などは、是非お試しください!!
陰陵泉を押す際は、急激に押すと痛く感じてしまう方が多いと思われますので、くぼみに親指が軽く食い込む程度に押すようにしてください。
親指をあて、膝の下をつかむようにして、押しもたり、もんだりまたは、指の腹でゆっくり息を吐きながら押していきます。
心地よい強さで止め、そのままゆっくり5秒ほど数え、ゆっくり力を抜いてください。
指の位置はそのままにしておきます。
これを3~4回繰り返します。
力を入れて強く押し過ぎると、毛細血管を傷つけたり、筋肉に炎症を起こしたりすることがありますので、押したときに心地よいと感じる程度にしておきましょう。
もし、脾経の症状がある場合効果的なのは家庭灸などで3~5回くらいお灸をすえるといいですね。
ちなみに、もし顔のむくみに効果を求めるなら、朝起きた時にツボ刺激をしてみましょう!!
朝晩は、冷え込む日が増えてきましたが、日中は暖かい日があったり、寒い日があったりで体調管理が難しくはありますが、毛布を出したり、厚手の服を用意するなどして上手く、体調を整え、風邪などひかない様に注意しましょう!!
それでは、また次回(^^)/
バイバイク