今日のひとツボ★~会陽~
春の選抜に出場予定だった参加校による代替え試合、2020年甲子園高校野球交流試合が本日から行われます。
従来のトーナメント方式ではなく、各校1試合だけの特別措置ではありますが、出場できる選手の皆さんには、甲子園の舞台で精一杯プレーしていただきたいですね。
また、開催期間中に新型コロナウイルスに感染する選手が出ないことを祈ります。
本日、ご紹介するツボは「会陽(えよう)」です。
会陽は、足の太陽膀胱経の35番目のツボです。
ツボの取穴部位は、臀部、尾骨の外方5分に取ります。
うつ伏せに寝て、肛門から上になぞっていったときに最初に触れる骨のでっぱりがあります。(尾骨)その骨に触れたところから親指の半分くらい外側に行ったところがツボの位置です。
会陽の名前の由来は、「会」は会う、「陽」は陰陽の陽の意味で、膀胱経と督脈が出会うことからこの名前がつけられました。
会陽の効果効能は、痔の治療に効果を発揮します。
特に痔瘻と言って、臀部に重く鈍い痛みや異物感を感じるときに、こちらのツボを刺激してあげると症状が緩和されます。
肛門の周囲には、細い血管が集まってできた静脈叢があります。ここが長時間圧迫され続けると、粘膜に炎症が起こり腫れ、いぼ痔へとつながってしまいます。
会陽を刺激することで、血行が改善され、痛みや出血などの諸症状を和らげてくれるようになります。
また、急性・慢性問わず腰痛の症状の方に鍼で刺激を与えてあげると症状が改善したという結果も残っています。
会陽を刺激する際には、足を軽く開いた状態でうつ伏せになります。
尾骨わきのツボの位置に親指を当て、3~5秒かけてやや強めに上から圧を加えて押していきます。
先ほど紹介した鍼も効果的ですし、温めてあげるのも効果が出るので、お灸をして温めてあげたり、入浴後に指圧を加えるのも効果的です。
月が替わってから、本格的な暑さが続いています。
今年は、新型コロナウイルスの蔓延の影響でマスクをしながら生活する生活が続いています。
マスクをつけながら過ごしていると、つけていない時に比べ熱が放散されず、熱中症や脱水症状を引き起こすリスクが上がってしまうそうです。
外出の際、人との距離が十分にとれている時はマスクを外したり、こまめな水分補給を行って熱中症に気をつけてお過ごしください。
これから、お盆休みや夏休みなどで外出する機会も増えてくると思います。
万が一交通事故に遭ってしまったり、ケガをしてしまった場合はこちらからご連絡ください。
→https://instabio.cc/20428S2qeRe
それでは、また次回(^^)/
バイバイク~