今日のひとツボ☆志室 腰痛に効くツボ
3月に入りました。
当院に通院していた3年生にも春の便りが届き始め、週末に行われる部活動の3年生を送る会は、明るく遅れそうです
気温もまだ、3月だというのに20℃前後の暖かい日が続いています。
暖かくなったと、急に身体を動かしたりすると体を痛めやすいので、無理はなさらずに徐々に体を慣らしていきましょう。
本日、ご紹介するツボは「志室(ししつ)」です。
志室は、足の太陽膀胱経の52番目のツボです。
ツボの位置は、腰部、第2腰椎棘突起下縁と同じ高さ、後正中線の外方3寸です。
ウェストライン上で背骨から左右それぞれ指4本分外側にいったところがツボの位置です。
志室の名前の由来は、「室」は、部屋、蔵するという意味で、「志」は、五行の中で腎が蔵するため(精・志)「志」を「蔵」するところという言う意味からこの名前がつけられました。
志室の効果効能として、まずあげられるのは腰痛に対しての効果です。
ぎっくり腰やそれに近しい症状を繰り返し発症してしまう方は、この志室の周りが硬くなっていることが多いように思います。
そんな時に、この志室の硬さを改善してあげるとだいぶ痛みが緩和されます。
もちろん、腰背痛や坐骨神経痛にも有効です。
このほか、生殖器系・泌尿器系疾患にもこちらのツボは効果的です。
ED(インポテンツ)や夜間排尿(夜、トイレで目が覚める)、排尿困難(尿が上手くでない)などといった症状でお困りの場合、こちらにアプローチしてあげることで少しづつ改善がみられてきます。
また、この志室を刺激してあげることで胃腸の動きも活性化されてきます。
志室を刺激する際には、両手でウェストを掴むようにして、親指のおなかを腰にあて、ゆっくりと外側から腰椎に向かって押し込むように圧を加えていくように押していきます。
これを5回~10回ほど繰り返して刺激を加えていきます。この時、背筋はしっかり伸ばしておきましょう。
背中が丸まった状態では、いいアプローチが出来ませんので、姿勢は正してやるようにしてください。
春先は、三寒四温で体調管理も難しく、体調を崩しやすかったり、疲れが溜まりやすかったりします。
そんな時に無理をしてしまうと、体への負担が大きく思わぬ怪我をしてしまう事もありますので、そうなる前にしっかりと体のケアを行いましょう。
上板橋北口徒歩3分。
SUN鍼灸整骨院をよろしくお願い致します。
それでは、また次回(^^)/
バイバイク~