妊娠中の腰痛
相談内容
以前の様に歩けるようになりたい
元気な赤ちゃんを産みたい
経緯
妊娠21週。4~5日前から仙骨~右臀部、下肢付け根あたりに、動き出しなどで痛みが出るようになりました。
動かさなければ痛みは無いが、寝返りなど恐る恐るしています。
痺れは得にありませんが、痛みが出る前は夜中に右足をよく攣っていました。
妊娠してから天候悪いと首痛やめまいが出やすくなりました。
初回来院時の症状
尾てい骨の痛み
腰~右臀部真ん中までの痛み
足の付け根の痛み
歩行時痛
足が攣りやすい
睡眠の質低下
初回カウンセリング
妊娠中ということもあり体調を考慮しながらもカウンセリングさせていただきました。
既往歴としては8年前に腰のヘルニアと整形で診断されています。
股関節の可動時に腰~臀部にツッパリ感が強く出ていました。
お腹も大きいので腰を反らすような体勢になりやすいので余計に負担が掛かっていました。
初回ご来院は出産予定日の4ヵ月前でした。
初回検査
股関節の可動制限、下肢筋力検査では力が入りにくい
うつ伏せでの検査は出来ないので座位での検査で触診などをして圧痛や緊張の有無の確認をしました。
経過
初回は、身体の緊張が強く各関節の可動域が少し制限されていました。
特に股関節の可動域の制限が強く、歩行時や初動作時に痛みが出やすい状態でした。
2回目来院時に初回の経過を確認すると脚は攣ってしまったが全体的な経過は良好と話していました。
その後、お腹が大きくなってきてからは動きにくいと感じる時もあるが関節の可動域などは改善され腰や臀部の緊張も取れてきていました。
検診も順調で里帰り出産の為、予定日の1ヶ月前で通院は終了。
考察

今回は妊娠21週の妊婦さんでした。
妊娠初期には感じていなかった症状などが現れ困っていたようです。
しかし、妊婦さんによっては妊娠初期からツラい症状に悩まされる方も多くいます。
なるべく健康な状態をキープしておなかの赤ちゃんにもストレスの少ない環境作りが出来たと思います。
妊娠中などは施術が出来ないと思っている方も多くいます。
適切な施術はママと赤ちゃんにとても良い効果が期待できます。
元気な赤ちゃんを産む為にも妊娠中のケアは大切です。
今回の様な症状でお困りの場合は気軽にご相談ください。