40代 男性 偏頭痛
40代 男性 偏頭痛
相談内容
偏頭痛を治したい
薬が手放せない状態から脱却したい
経緯
10年前から偏頭痛に悩んでいました。
当初は市販の頭痛薬を飲んでしのいでいましたが、
酷いときは頭痛が治まらないようになりました。
内科を受診して頭痛薬を貰うようになり毎月1回通院しています。
なかなか頭痛が改善されないので
頭痛外来を受診してCTやMRIを撮りましたが異常はありませんでした。
頭痛の頻度は年々増えていき、月の2/3は頭痛を感じています。
最近はめまい症状も酷くなってきました。
初回来院時の症状
起床時に頭痛を感じる
天候に左右される頭痛
頭部の両側、片側に鋭い痛み
頭重感
首や肩の緊張や倦怠感
頭痛による作業効率の低下
頭痛薬を常備していないと不安になる
初回カウンセリング
過去の既往歴に3~4歳頃にバイクに轢かれる交通事故があったようです。
若い頃は頭痛に悩まされることがなかったみたいですが
30代になり頭痛を実感するようになったようです。
仕事での作業内容の影響で姿勢が悪いことも気にしていました。
今まで頭痛薬を飲んで対処していたがこのまま薬に頼る生活は辛いので
根本的な改善を目指したいと話されていました。
初回検査
首や肩の可動域のチェックをすると可動制限と筋緊張がありました。
姿勢の検査では頭が前に出て肩が巻いて猫背の姿勢が強かったです。
経過
初回
施術後の経過では、翌日頭痛は出たが今までは出るとずっとそのままだったが今回は少し弱くなったりと変化を感じ郲れたと本人。
2回目
前回後、怠さは出ず頭痛も強く出てはいない。
提携先医療機関でレントゲン撮影。
レントゲンを見て首がストレートだったと本人。
3回目
頭痛が気にならなくなってきた。
しかし、逆に首や肩の状態が気になるようになった。
以前から症状はあったと思うが頭痛が酷すぎて気にしてなかったと本人。
6回目
天候が悪かったが頭痛は出ていない。
少しずつ変化を実感している。
10回目
先週、今週と頭痛薬を飲んでいない。
先月はかなり酷く、毎日頭痛があったのでかなり変化を感じている。
通院2か月頃
月に1回だけ頭痛あり、本人的にかなり少なくなり驚いていた。
まだ完全に頭痛が改善されたわけではいないので
経過を観察しながら継続中
考察
今回の症例では長年の頭痛で薬で対処していた症例でした。
CTやMRIで異常のない頭痛の方が多いのでどうしても頭痛薬に頼るケースが多いです。
しかし頭痛薬は痛みを抑える薬であり根本的に改善するのは難しいです。
頭痛が出る原因は他にある場合も考えられるので身体全体をみて症状が出にくい身体づくりが重要だと考えます。
今回の症例では本人も意識していない箇所にアプローチすることで驚くほど変化を実感出来たようです。
今後も頭痛に悩まされない状態を目指してしっかりケアしていきましょう。