本来、正常に働いている自律神経系が正常に働かなくなる事で起こる様々な不調をいいます。

一昔前は子の疾患を知らない人からは怠けている、気合が足りない。
などと言われていた時代もありましたが現在では身体的、精神的、環境的要素の関わりが深く影響していると言われています。

好発年齢は１０歳～１６歳の思春期に多く、男子より女子に多い傾向があります。また特徴的なのは症状は午前中に現れ、時間の経過と共に回復していくことが多いです。

・自律神経の乱れ
・心理的・社会的ストレス
・思春期によるホルモンバランス
・日常の活動量低下による脳血流量の減少

様々な要因がありますが、特に自律神経の乱れです。

自律神経とは脳から背骨を通って全身をコントロールしている神経です。
心臓や内臓の働き、汗をかいたり血圧や体温調整など、普段意識しないで
正常に働くように調整してくれる神経が自律神経です。

自律神経には
交感神経（主に活動するときに働く神経）
副交感神経（主にリラックスするときに働く）
という相反する作用の神経があります。

様々な原因が考えられますが
当院では【背骨の歪み】に着目して施術をしていきます。

自律神経は脳と背骨、仙骨から出て全身をコントロールしています。

背骨が歪むと神経の流れが悪くなり自律神経が乱れてしまいます。

起立性調節障害は、自律神経の機能低下や血圧調整機能の乱れが主な原因とされています。


特に、思春期やストレスの多い環境にある方に多く見られ、姿勢の崩れや首・背中の緊張が症状を助長することもあります。


まずは親御さんの協力と理解が必要です。
子供のストレスの原因除去だけではなく、根気よく通院することにご協力ください。

当院では、倦怠感・肩こり・頭痛・不眠など、さまざまな不調の原因となる姿勢の乱れや自律神経の不調に対して、骨格（構造）と機能（神経・筋肉）のバランスを整える施術を行っています。

特に、自律神経の乱れを引き起こす背骨の歪みに着目し、根本的な原因から改善を目指します。

必要に応じて、提携する医療機関をご紹介し、MRIやレントゲンなどの科学的な検査データを参考に施術を行うことも可能です（※診断は医師が行います）。

鍼灸や整体によって、首肩まわりの緊張をゆるめ、血流と神経のバランスを整えることで、副交感神経の活性化を促し、朝のだるさや立ちくらみなどへのアプローチを行っていきます。

起立性調節障害の症状改善には一定の期間が必要です。

施術期間中は症状が軽減したり、逆に強く症状が出る場合もあります。
また目先の症状にばかり意識が向いていると保護者の判断で通院を途中で止めてしまう方がいます。


本質的な変化を見落としてしまうばかりではなく、子供の症状改善の機会を失い、つらい状態を長引かせ苦しめる事になります。


保護者の方のご理解が得られない場合や通院計画に沿って通えない場合は、施術をお断りする場合がございます。

当院で改善がみられた患者様は当初の通院計画に沿ってしっかり施術を続け、
一緒に努力できた方たちです。

初診時は保護者の方も一緒にカウンセリングに参加してもらいます。


当院の施術コンセプトにご理解をいただき、お子様、保護者、当院が最善を尽くして不調に苦しむお子様を改善に導けるように施術していきます。

上記を御理解の上、ご検討ください。