地機(ちき)の効果・場所・押し方|生理痛・PMS・婦人科系に効くツボ
上板橋駅徒歩3分のSUN鍼灸整骨院・院長の松葉です。今回は「地機(ちき)」というツボについて詳しく解説します。生理痛・PMS・婦人科系の不調でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
地機(ちき)とは
地機は、足の太陰脾経の8番目のツボで、脾経の郄穴(げきけつ)です。「地」は大地・安定を意味し、「機」は機能・働きを指します。大地のように安定した脾の機能を調整する場所として、この名前が付いたといわれています。郄穴は急性症状や痛みに特に効果的なツボで、生理痛への即効性で知られています。
地機の場所・取り方

場所:ふくらはぎの内側、膝の内側(脛骨内側顆の下縁)から指4本分下にあります。脛骨の内側縁に沿って指を下にずらしていくと、少し凹んだ部分があります。そこが地機です。
取穴部位:下腿内側、脛骨内側縁の後際、陰陵泉の下方3寸。膝の内側の骨の出っ張りから、指4本分(約9cm)下の脛骨内側縁です。
地機の効果・効能
地機は脾経の郄穴として、急性の痛みや婦人科系の症状に強い効果を発揮します。以下の症状に効果が期待できます。
- 生理痛・月経痛:骨盤内の血行を促進し、子宮周辺の筋緊張を緩和します
- PMS(月経前症候群):ホルモンバランスの調整をサポートし、イライラ・むくみ・頭痛を改善します
- 不正出血・月経不順:脾経を通じて子宮の機能を整えます
- むくみの改善:水分代謝を促進し、特に下半身のむくみに効果的です
- 下痢・消化不良:脾の消化機能を整えます
- 腰痛・下腹部痛:骨盤周辺の血行改善で痛みを緩和します
地機の押し方・セルフケア
椅子に座った状態で、足を反対の太ももの上に乗せるか、床に座って膝を曲げた状態でツボに指を当てます。親指または中指でじんわりと5〜10秒押したら力を抜き、3〜5回繰り返しましょう。左右両方行ってください。
強さの目安:「痛気持ちいい」と感じる程度が適切です。生理痛がひどい時は特に押すと痛みを感じやすいですが、優しく押すことで効果が出ます。
回数の目安:1回10秒×3セットを1日2〜3回。生理前1週間から継続的に押すと効果的です。
注意事項:
- 妊娠中の方は使用を避けてください(子宮収縮を促す可能性があります)
- 炎症や腫れがある場合は避けてください
- 生理中に強く押しすぎないよう注意してください
こんな症状がある方に特におすすめ
- 毎月の生理痛がつらい方
- PMSでイライラ・むくみ・頭痛がある方
- 生理不順・月経周期が乱れている方
- 下半身がむくみやすい方
- 冷え性で下腹部が冷える方
- 鎮痛剤に頼りたくない方
セルフケアで改善しない場合は根本改善を
地機へのセルフケアを続けても生理痛やPMSが改善しない場合、骨盤の歪みや自律神経の乱れ、ホルモンバランスの根本的な乱れが原因として残っている可能性があります。当院では初回に骨盤・姿勢検査を行い、生理痛・PMS・婦人科系の不調を根本から改善します。
上板橋・板橋区で生理痛・PMS・婦人科系の不調でお悩みなら
SUN鍼灸整骨院へお気軽にご相談ください。
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地機(ちき)についてよくある質問(FAQ)
Q. 地機はどこにあるツボですか?
A. 地機はふくらはぎの内側にあるツボです。膝の内側の骨の出っ張り(脛骨内側顆の下縁)から指4本分(約9cm)下、脛骨の内側縁に沿った部分に位置しています。脛骨の内側をなぞって下にずらしていくと、少し凹んで「痛気持ちいい」感覚がある部分が地機です。
Q. 地機は生理痛に本当に効きますか?
A. はい、地機は脾経の「郄穴(げきけつ)」というツボで、急性の痛みや婦人科系の症状への即効性が古くから知られています。骨盤内の血行を促進し、子宮周辺の筋緊張を緩和することで、生理痛の軽減が期待できます。生理前1週間から継続して押すと、翌月以降の生理痛が軽くなる方も多いです。
Q. 妊娠中に地機を押しても大丈夫ですか?
A. 妊娠中の方への地機の使用はお勧めできません。地機は子宮収縮を促す可能性があるツボとして知られており、安全のため妊娠中は使用を避けてください。妊娠中のツボ押しについては、必ず産婦人科医や専門の鍼灸師にご相談の上、指示に従ってください。
Q. 地機はPMSのイライラやむくみにも効きますか?
A. はい、地機はPMS(月経前症候群)のさまざまな症状にも効果が期待できます。脾経を刺激することでホルモンバランスの調整をサポートし、生理前のイライラ・気分の落ち込み・下半身のむくみ・頭痛の改善が期待できます。生理の1〜2週間前から押し始めると、PMSの症状が和らぎやすくなります。
地機と合わせて押すと効果的なツボ
地機の効果をより高めたい場合は、以下のツボと組み合わせるのがおすすめです。
【三陰交(さんいんこう)】足の内くるぶしから指4本分上のすねの内側にあるツボです。脾・肝・腎の3経脈が交わる婦人科系の特効穴で、生理痛・PMS・月経不順・冷え性に効果があります。地機と三陰交を組み合わせることで、骨盤内の血行改善と婦人科系症状の緩和に強い相乗効果が期待できます。
【血海(けっかい)】膝の内側のお皿の上縁から指3本分上にあるツボです。「血の海」という名の通り、血液の流れを整える効果があり、生理痛・月経不順・肌荒れ・貧血に効果があります。地機と血海を組み合わせると、骨盤内の血液循環が促進され、生理痛の緩和に特に効果的です。
【太白(たいはく)】足の内側、親指の付け根の関節のすぐ後ろにあるツボです。同じ脾経のツボで、胃腸の消化吸収を整え、むくみや倦怠感を改善します。地機(脾経の郄穴)と太白(脾経の原穴)を組み合わせることで、脾経全体の気血を効率よく整えることができます。