豊隆(ほうりゅう)の効果・場所・押し方|むくみ・自律神経・痰に効くツボ
上板橋駅徒歩3分のSUN鍼灸整骨院・院長の松葉です。今回は「豊隆(ほうりゅう)」というツボについて詳しく解説します。むくみ・自律神経の乱れ・痰がからむ症状でお悩みの方はぜひ参考にしてください。
豊隆(ほうりゅう)とは
豊隆は、足の陽明胃経の40番目のツボで、胃経の絡穴(らくけつ)です。「豊」は豊かで盛んなこと、「隆」は隆起・盛り上がりを意味します。ふくらはぎの筋肉が最も豊かに盛り上がっている場所にあることから、この名前が付いたといわれています。痰を取り除く効果で特に有名なツボです。
豊隆の場所・取り方

場所:膝と足首の中間点、脛骨の外側指2本分のところにあります。ふくらはぎの外側で、触れると少し硬く張りを感じる部分がツボの位置です。
取穴部位:下腿前外側、膝蓋骨下縁と外果尖の中点の高さ、脛骨前縁の外方2横指。膝のお皿の下端と外くるぶしの先端を結んだ中間点から、外側に指2本分の場所です。
豊隆の効果・効能
豊隆は痰湿を取り除く代表的なツボとして、以下の症状に効果が期待できます。
- むくみの改善:水分代謝を促進し、足や顔のむくみを軽減します
- 痰・咳:痰を取り除く効果があり、慢性的な咳や痰に効果的です
- 自律神経の乱れ:胃経の気血の流れを整え、自律神経バランスをサポートします
- 頭痛・めまい:頭部への気血の流れを改善します
- 便秘・胃腸の不調:胃経のツボとして、消化器系の機能を整えます
- 体のだるさ・重さ:湿気(水分の停滞)を取り除き、体の重だるさを改善します
豊隆の押し方・セルフケア
椅子に座った状態で、親指または中指をツボに当てて、じんわりと5〜10秒押したら力を抜き、3〜5回繰り返しましょう。左右両方行ってください。
強さの目安:「痛気持ちいい」と感じる程度が適切です。ふくらはぎは筋肉が多い部位なので、しっかりと押してもOKです。
回数の目安:1回10秒×3セットを1日2〜3回を目安にしてください。
注意事項:
- 炎症や腫れがある場合は避けてください
- 妊娠中の方は専門家にご相談ください
- 食後すぐの施術は避けてください
こんな症状がある方に特におすすめ
- 足や顔がむくみやすい方
- 慢性的な痰や咳が気になる方
- 自律神経の乱れによる不調がある方
- 胃腸の調子が悪い方
- 体が重だるく感じる方
- 雨の日や湿度が高い日に体調が悪化する方
セルフケアで改善しない場合は根本改善を
豊隆へのセルフケアを続けてもむくみや自律神経の乱れが改善しない場合、骨盤の歪みやリンパの流れの滞り、自律神経の根本的な乱れが原因として残っている可能性があります。当院では初回に姿勢・骨格検査を行い、むくみ・自律神経の乱れを根本から改善します。
上板橋・板橋区でむくみ・自律神経の乱れでお悩みなら
SUN鍼灸整骨院へお気軽にご相談ください。
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豊隆(ほうりゅう)についてよくある質問(FAQ)
Q. 豊隆はどこにあるツボですか?
A. 豊隆はふくらはぎの外側にあるツボです。膝のお皿の下端と外くるぶしの先端を結んだ線の中間点から、外側に指2本分(約3cm)の位置にあります。触れると少し硬く張りを感じる部分が目安で、押すと「痛気持ちいい」感覚があります。
Q. 豊隆はむくみに本当に効きますか?
A. はい、豊隆は東洋医学で「痰湿(たんしつ)を取り除く」代表的なツボとして知られており、体内の余分な水分や老廃物の排出を促進します。特に足や顔のむくみ、雨の日や湿度が高い日に体調が悪化しやすい方に効果的です。ただし、心臓・腎臓・肝臓の疾患によるむくみは医療機関への受診が必要です。
Q. 豊隆は痰や咳にも効きますか?
A. はい、豊隆は「痰を取り除くツボ」として古くから鍼灸治療で使用されています。慢性的な痰や咳・のどのつかえ感に効果が期待できます。ただし、細菌・ウイルス感染が原因の急性の咳や痰は医療機関での治療が優先です。セルフケアと並行してご利用ください。
Q. 豊隆は毎日押しても大丈夫ですか?
A. 1日2〜3回、1回10秒×3セット程度であれば毎日のセルフケアとして問題ありません。ふくらはぎは筋肉が多い部位なので、しっかり押してもOKです。ただし、押した後に強い痛みや不快感が続く場合は頻度を減らし、症状が改善しない場合は専門家へご相談ください。
豊隆と合わせて押すと効果的なツボ
豊隆の効果をより高めたい場合は、以下のツボと組み合わせるのがおすすめです。
【三陰交(さんいんこう)】足の内くるぶしから指4本分上のすねの内側にあるツボです。むくみ・水分代謝の改善・婦人科系の不調に効果があります。豊隆と三陰交を組み合わせることで、体内の水分バランスを整え、むくみ解消の相乗効果が期待できます。
【太白(たいはく)】足の内側、親指の付け根の関節のすぐ後ろにあるツボです。胃腸の調子を整え、消化吸収を高める効果があります。豊隆(胃経)と太白(脾経)は消化器系の経絡に属しており、組み合わせることで胃腸機能の改善とむくみ解消に相乗効果が期待できます。
【水分(すいぶん)】おへその指1本分上にあるツボです。体内の水分代謝を促進し、むくみや腹部の張りを改善する効果があります。豊隆でふくらはぎの水分代謝を促しながら、水分でお腹周りの水分循環を整えることで、全身のむくみ対策が効果的に行えます。